「韓屋 ハノク」をご存知ですか？
「韓屋 ハノク」は伝統的な韓国の家屋のことで
瓦屋根とわらぶき屋根の草屋があります。
想像がつくと思いますが
瓦屋根は昔の上流階級、一般の人は草屋でした。
韓国ドラマにもよく出てきますので、それで知られたのかもしれません。
子供の頃はよくあったのですが、段々とすくなってきました。
わからないもので、それが最近観光で話題を集めていて
宿泊する人が増えているらしいのです。
家屋の特徴はといえば、冬には便利な「オンドル」で床を暖めます。
板の間で夏は涼しくすごす事ができます。
日本には馴染みのない設備ですね。
「オンドル」って何？
現代ではマンションが多くなったので、温水床暖房を取り入れていますが
昔は、台所のかまどで料理した時の排煙を住居の床下に通して
部屋全体を温めていました。
「韓屋 ハノク」の戻りますが
このオンドルを利用したため、床は地面より高く
効率よく暖房をするために、部屋は小さめです。
宿泊施設としての「韓屋 ハノク」は
日本の民宿に近いのかもしれませんが、少人数宿泊で
アットホームな雰囲気に人気があるようです。
ただ、注意して欲しいのは”トイレ”
母屋から離れているのが特徴です。
日本の友人に聞いたら。日本の田舎でもそうだったよって
昔はこれが普通だったんですが・・
観光としての「韓屋 ハノク」は
ソウル市内では王宮「景福宮 キョンポックン」周辺に多く残っていますし
「楽古斎ソウル」は韓国伝統文化の体験空間ができるので有名ですね。
地方では
「全州韓屋村」韓国の伝統文化と韓屋体験ができます。
慶尚北道安東市の「河回村ハフェマウル」では伝統文化が
多く残っていて、今も実際に韓屋に住んで普通に暮らしています。
賑やかなソウル観光で韓国らしい「韓屋 ハノク」に泊まる。
安らぎを求める地方を尋ねる旅、どちらもいいですね。
